プロムジカ使節団 / Promusica Baroque Academy 役員
山本 徹 (やまもと とおる) オーケストラ統括 本部長
東京藝術大学大学院古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位、2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、ファン・ヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど主要な国内外のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに多数参加する他、根本卓也氏との《ジュゴンボーイズ》、また2018年には渡辺祐介氏らとオリジナル楽器オーケストラ《オルケストル・アヴァン=ギャルド》を創設するなど、活動の場を広げている。東京藝術大学での集中講義、シンガポール国立大学音楽院でのマスタークラスなど後進の指導とオリジナル楽器の普及にも力を入れている。2006年に第2位受賞の国際古楽コンクール<山梨>では2017年に審査員を務める。
https://scordatoru.wixsite.com/toru-yamamoto

池田 梨枝子(いけだ りえこ) 弦楽器 部長
東京音楽大学を経て、同大学院音楽研究科修了。市川市文化会館新人演奏家コンクール 最優秀賞、大阪国際音楽コンクール第 2 位、日本クラシック音楽コンクール、日本アンサンブルコンクール等に入賞。講談社・月刊マガジン連載の「四月は君の嘘」において、 音源提供・ヒロインの演奏モデルを務めた。大学卒業後古楽に傾倒し、東京藝術大学大学院修士課程(バロック・ヴァイオリン専攻)に進学し修了。第 30 回国際古楽コンクー ル〈山梨〉第 2 位。同コンクール委員会の推薦で栃木・西方音楽祭、古楽フェスティバ ル<山梨>でリサイタルを行う。オーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ ジャパン、オルケストル・アヴァン=ギャルド、デンハーグピアノ五重奏団等のオリジナル楽器のオーケストラ、ア ンサンブルの公演、録音に多数参加。NHK-FM「古楽の楽しみ」、NHK「名曲アルバムプ ラス」に出演。現在はモダン・バロックを問わず、オーケストラ・室内楽・ソロなど幅 広い演奏活動を行っている。2018 年よりリサイタルシリーズ『池田梨枝子と Basso Continuo』を行い、好評を博している。ヴァイオリンを浦川宜也、山岡耕筰、中島郁子、 植田しづか、バロックヴァイオリンを若松夏美、桐山建志の各氏に師事。

荒井 豪(あらい ごう) 管楽器 部長
鎌倉出身。2013年 桐朋学園大学音楽学部を卒業。2013年 ブレーメン芸術大学大学院古楽器科に入学。2015年 ベルリン芸術大学大学院古楽器科に入学。2018年 同大学院を最優秀の成績で卒業。2013年に渡独したのち、Akademie für Alte Musik Berlin(=ベルリン古楽アカデミー/ドイツ)、Nieuwe Philharmonie Utrecht(オランダ)、Ensemble Weser-Renaissance Bremen(ドイツ)、Elbipolis Barockorchester Hamburg (ドイツ)、Divino Sospiro (ポルトガル)、Budapest Festival Orchestra(=ブダペスト祝祭管弦楽団/ハンガリー) 等、ヨーロッパ各地の主要なオーケストラと共演。また、2015年からはバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして、定期演奏会やその他のプロジェクト・録音に参加している。その他、オルケストル・アヴァン=ギャルド、ラ・ムジカ・コッラーナ、Ensemble WITZEなどのメンバー。2017年6月にはライプツィヒ・バッハ音楽祭にてJ.C.バッハの四重奏曲集 Op.8を演奏。同時にCoviello CLASSICSより同曲集を世界初録音としてリリース。これまでにモダンオーボエ を 中山正瑠、関水萌子、浦丈彦、蠣崎耕三の各氏に、バロックオーボエを尾崎温子、Xenia Löfflerの各氏に師事。ピリオド楽器、モダン楽器の壁を越えてバロックから近現代まで演奏の幅を広げている。
ウェブサイト:http://go-arai.com/

迫間 野百合 (はざま のゆり) 役員
桐朋女子高等学校、桐朋学園大学を共に首席卒業。第80回読売新人演奏会出演。デンハーグ王立音楽院全額奨学生として、バロックヴァイオリン科史上二人目の最高得点ならびに栄誉賞を得て修士課程修了。伊ボンポルティ国際コンクールバイオリンソロ部門最高位の他、受賞歴多数。文化庁新進芸術家海外研修制度、野村財団奨学生。2017年、18世紀オーケストラとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を共演。アンサンブル奏者としてはウィーンフィル首席奏者らと共演の他、渡欧後すぐに結成したフルートカルテットのメンバーとして数多くのコンクールに入賞し、イギリスやフランスの主要音楽祭に招聘されている。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とのBBCプロムスを含む公演、オランダ・バッハ協会の公演及び「All of Bach」のハープシコード協奏曲の録画などにも携わる他、ジョルディ・サヴァール氏指揮によるル・コンセール・デ・ナシオンとはベートヴェン交響曲全曲演奏会・録音に取り組んでいる。その他リチェルカール・コンソート、イル・ガルデリーノ、18世紀オーケストラ、バッハコレギウムジャパンなど、2013年よりオランダを拠点としヨーロッパ各地で演奏活動を行う。これまでに木村恭子、ウェルナー・ヒンク、辰巳明子、海野義雄、寺神戸亮、ルーシー・ファン・ダールの各氏に師事。

高岸 卓人 (たかぎし たくと) 役員
滋賀県彦根市出身。東京藝術大学を卒業後、同大学大学院修士課程、デン・ハーグ王立音楽院を修了。第9回大阪国際音楽コンクール エスポアール賞受賞。第62回全日本学生音楽コンクール 大阪大会 第3位。東京藝術大学卒業時に同声会賞を受賞。平成27年度滋賀県次世代文化賞を受賞。Das Neue Mannheimer Orchesterのメンバーとして、グラウン・コンクールで„Hofkapelle Elbe-Elster“ für das Jahr 2019 Prizeを受賞。クフモ室内楽音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバル、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭オーケストラアカデミー、EQ: Evolution of the String Quartet等に参加。横浜シンフォニエッタ、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、アンサンブル室町等の公演に出演している。これまでにヴァイオリンを福田みどり、塩沢まり子、戸澤哲夫、野口千代光、マウロ・イウラート、レオン・シュピーラーの各氏に師事。バロックヴァイオリンを若松夏美、寺神戸亮の各氏に師事。オランダ・バッハ協会の ‘Young Bach Fellow’ として2019-2020シーズンの公演に参加。室内楽団体「クフモーズ」、アルベリ弦楽四重奏団メンバー。
